志免鉄道記念公園
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概要
福岡空港から車で20分程のところに、志免鉄道記念公園があります。この公園は近くにある志免鉱業所で採掘された石炭の輸送のために使用されていたかつての鉄道の跡を公園として整備したため、公園内には当時の設備が今でも残っています。
志免鉄道記念公園は「志免鉱業所関連遺産」として志免鉱業所堅抗櫓（しめこうぎょうしょたてこうやぐら）等とともに経済産業省の「近代化産業遺産」として認定されてます。また、テレビアニメの『スケッチブック～full color's 』の舞台にもなったので、最近は鉄道ファンだけでなく、アニメファンの聖地になってます。
志免駅
かつて福岡県糟屋郡志免町に所在した国鉄の勝田線の駅（廃駅）です。勝田線廃止と共に1085年（昭和60年）3月31日限りで営業を終えました。1909年に博多湾鉄道（現・香椎線）の貨物支線の駅として開業し1919年に筑前参宮鉄道（後の勝田線）が接続しました。1942年に、陸上交通事業調整法により両鉄道が九州電気軌道（現・西日本鉄道）に合併された後、1944年には戦時買収により国有化されました。その後炭鉱の衰退と共に勝田線は特定地方交通線に指定され1985年に廃止され、志免駅は廃駅となりました。
志免鉱業所
福岡県糟屋郡志免町にあった炭鉱です。糟屋炭田の一つです。志免炭鉱とも呼ばれます。採掘開始（1906年）から閉山（1964年）にいたるまで終始国営であった日本国内唯一の炭鉱として知られてます。志免鉱業所堅抗櫓、斜抗口などの遺構が現在も残されています。2009年に志免鉱業所堅抗櫓が国の重要文化財に指定されました。
アニメ
スケッチブック full color's
『スケッチブック～full color's～』（原作：小箱とたん、監督：平池芳正）は、2007年10月から2007年12月までテレビ東京系列で放映されました。全13話。志免鉄道記念公園は4,5,8話にでてきます。因みに福岡では放映されなっかたそうです。
大まかな話をしますと、主人公の梶原空はとても無口でおとなしい女子高生です。好きなのは猫と散歩とスケッチブックです。そんな彼女は、どの部活に入るかを迷った末、見学のときに、やや強引な勧誘を受けた美術部に入ることになります。福岡のある高校で放課後の美術室で繰り広げられる、少し変わった美術部員たちの奇抜な創作活動に虜になります。たくさん笑って、ときにはまったりして、稀に感動し、懐かしの郷愁感あふれる新感覚の女子高生アニメです。DVD全6巻がリリースされてます。
アニメの舞台となった場所
志免鉄道記念公園を向かい側から見る
本来はホームは繋がっていたんですが、道路が通ったので分断されました。
志免鉄道記念公園から見る志免鉱業所堅抗櫓
廃線になったホーム
アクセス
西鉄バス下志免バス停から徒歩で5分
西鉄バス志免鉄道公園バス停から（すぐ）
